なぜなるの?
原因は様々ですが、身体の構造上無理な力が腰にかかってしまった事による痛みが多いです。
突然の無理な衝撃や不意打ちは「魔女の一撃」と言われる『ぎっくり腰』ですね。
日々負担がかかり続けていると慢性的な『腰痛持ち』になってしまいます。
痛みの感じ方も治る過程も異なりますが、どちらも同じ「腰痛」で日常生活に支障が出てしまう事が多々あります。
特に『腰痛持ち』と言われる方は、常に気をつけておかないといけないので自然と立ち方や起き上がり方などが消極的になってしまいますね…
どのような人がなるの?
現代では誰でもなると言っても過言ではありません。
長時間の同一姿勢はとても負担が大きいです。同じ姿勢が続いたり、同じ作業を繰り返す方は要注意です。
また、運動習慣のある方でも偏った使い方をしていないかチェックする必要があります。
どんな症状?
『ぎっくり腰』の場合は、瞬間的に痛めた怪我であり腰の捻挫であることが多いです。
程度によりますが、少し動くだけでも激痛の場合もあり、患部が腫れていたり炎症を起こして熱を持っていることもあります。
慢性的な『腰痛』の場合は、凝り固まってしまっている場合が多いです。
激痛までいかなくても『ぎっくり腰予備軍』であり、常に気になりますね…
気をつけることは?
『ぎっくり腰』症状で腰を触ってみて熱感があれば冷やしてください。「1時間のうち10分間冷やす」を繰り返しましょう。外出や睡眠時には冷却用の湿布も有効です。あとは痛みを感じない程度で日常生活を送りましょう。安静にすることも大事ですが、じっとしているうちに身体が固まってしまい血流が悪くなることで治りが遅れてしまいます。
この際に「痛みを感じない範囲で…」というのが大事です。「痛くても動け!」ではないのでご注意ください。
慢性的な『腰痛』の場合には、冷やすのではなく温めてください。入浴もとても効果的です。あとは無理のない範囲で適度な運動ができていることが理想的です。
どうしたら良いの?
「ぎっくり腰」も「慢性的な腰痛」も早めの受診をお勧め致します。
「ぎっくり腰」は炎症を引かせることが痛みの緩和につながりますので、炎症を抑える電気治療・テーピング・鍼などが有効です。
また、「ぎっくり腰」「慢性的な腰痛」のどちらにも共通していることなのですが、身体のバランスの崩れ・歪みが根本原因になっていることが多いです。
炎症をとりつつ、手技にて身体のバランスをとります。
骨盤・肩甲骨・股関節・頭の位置や足の裏などを調整していくと、きちんと重心にのった姿勢が取れるようになり腰だけにかかる負担を軽減させていくことができます。
「慢性的な腰痛」の方は、腰を押されると心地よさがあると思いますが、そこだけ解しても改善するのはその時だけです。患部の凝りを除去しつつ、同時にバランスの良い身体に整えて根本解決していきましょう!
腰痛でお悩みの方、用賀にある『リプラス整骨院・鍼灸院』へご相談ください。